10/5,6 馬場傾向

 

⚫︎東京ダ 1400~1600

多少湿って重→稍重だったが、字面よりもタフな印象。

ロベルト系やデピュティミニスター系など、パワー型の短縮差しが決まっており、ミスプロ系やボールドルーラー系の軽いスピードや機動力を武器にする馬には厳しいように感じた。

 

⚫︎新潟ダ 1200

稍重〜不良の字面通りで超高速。軽いスピードのミスプロ系が大暴れで穴はほとんどミスプロ系。

逆に欧州系はサッパリで、人気馬もかなり飛ばしていた。

 

外厩 と ルメール と 使い分け

 

外厩

…生産側がどうすれば勝てるかを追求するのは当然で、その結果ここに行き着いたのであればこれは仕方ないと思っています。ただ、天栄を経由してるかどうかだけの判断で予想するのは面白くなく、外厩での調整はオープンにされておらず、興行としてこれはマズイ。システム面での改善が必要です。

 

ルメール

…これもある程度は仕方のないことだと思っています。上手い騎手に集中するのは当たり前で、ルメール自身も弱点であった勝負弱さが数年前とは別人のように進化しています。外国人同士でも大舞台に強いとされていたミルコに依頼するメリットが減少しており、流れは加速。ただやはりサートゥルナーリアのような例は興を削がれる。

 

◎使い分け

…意図的に、同じクラブ馬やルメールが主戦の馬がかち合うことを避け効率よく勝っていこうという、もはや日本競馬はノーザンファームの実験場みたいになっていますね。当然強い馬同士がぶつかることが減ってしまい、この使い分け問題が1番の問題。ルメールが乗れないから回避はマトモじゃないですよ。

 

 

これらの元凶はノーザンファーム1強という状態。外厩自体はその内容がオープンになれば問題はないかなと思います。正直昨今の流れを見ていて競馬への意欲は失せてきていて、特にサラキアとサートゥルナーリアの件、あれはダメ、あれで何かが切れてしまった。そして今回のブラストワンピース。

 

とりあえずノーザンファームは大目標である凱旋門賞を制覇すれば、この流れは落ち着くのか?ならばさっさと勝ってほしい。凱旋門賞は日本競馬にとってもはや呪いです。日本競馬が良き方向に進むことを願います。

 

 

1/20 WIN5予想

 

京都10

⚫︎タイキフェルヴール…道中消耗の少ない馬場で単純に末脚の性能から選んだ。相手も楽。

 

中山10

⚫︎ブライトンロック ⚫︎ニーマルサンデー…ルメールを負かすなら中山差しで信頼できる2人。

⚫︎アナザートゥルース…勝たれると配当妙味なし、堅いもの同士は削る。

 

中京11

⚫︎インティ…自分の力ではインティ負かせる馬を見つけられなかった。坂スタートが問題なければ。アンジュデジールはここ2走完璧な騎乗なのにそれ込みでオッズ作られてるのが微妙。

 

京都11

⚫︎タイセイスターリー ⚫︎タイムトリップ ⚫︎テラノヴァ ⚫︎レインボーフラッグ ⚫︎ヤマカツグレース ⚫︎ボンセルヴィーソ

…個々にそれなりの理由はあるが、1〜3人気をあまり買いたくないなと思って軽視から開始。坂井くんに期待している。

 

中山11

⚫︎フィエールマン…ここも負かす馬が見当たらない。JCや有馬に出ていれば普通に好走していた。中山を苦にするディープでもなさそう。

 

1/6(日) レース回顧 シンザン記念ほか

 

気になった馬、レース。

 

⚫︎シンザン記念

猛威を振るうロードカナロア産駒にもディープ産駒と同じような傾向でアンチ条件があることを確信できた。クラシック本番でどうこうの馬はいないが前哨戦ならミッキーブリランテは一考できるレベル。

 

⚫︎ジュニアC

序盤ハイペースから緩まず一定のペースを刻むレースで短距離志向的な内容で1,2着馬が距離延長馬。ディキシーナイトはマーフィーのやること全てが中途半端、10頭立て外目の枠で詰まり通し馬とのリズムも全く合ってなかったが、最後詰めているようにやはり力はある。条件的には中山か阪神のマイル。時計は掛かりすぎない方がいい。

 

1/5(土) レース回顧 金杯ほか

1/5(土) 血統.馬場傾向&風速  https://misoshirudaijin.hatenablog.com/entry/2019/01/05/183655

WIN5予想  https://misoshirudaijin.hatenablog.com/entry/2019/01/05/131730

結果WIN4。マイスタイルは馬場展開共にある程度恵まれてのもので2着は仕方ない。

 

⚫︎京都11R 京都金杯

馬場がタフでペースも遅いながら上がりも掛かり、1800寄りのレースになった。

1着 パクスアメリカーナ…展開馬場にかなり恵まれて勝手にこの馬の適性に寄ってきた印象で過大評価は禁物。安田記念やそのステップで高速の府中や京都を使うなら軽視したい。

 

2着 マイスタイル…マイルの高速決着ではスピードが足りないと思っていたしちょうどいい馬場にはなった。もう少し標準くらいの馬場で平均ペースのような逃げが打てればもう少しパフォーマンスは上げてくると思うが、これでマイルに目処を立てたとは言えない。

 

3着 ミエノサクシード

上2頭と同じくかなり馬場展開に助けられた面はあり、内でごちゃついていた馬がいたのも事実だが、上がりの掛かる牝馬中距離路線ならまだやれる力は示したと思う。

 

 

⚫︎中山11R 中山金杯

1着 ウインブライト…タイムフライヤーが仕掛けたことに乗じた漁夫の利的なレースであるものの、中山での決め手は現役屈指で順当な勝ち。

 

2着 ステイフーリッシュ…大外枠ながら藤岡兄が上手く乗ったが、タイムフライヤーの仕掛けがなければ勝ちまであったと思う。宝塚や有馬で穴を空けそうな予感がしたレースぶりだった。今後も小回り中長距離路線では注目。

 

3着 タニノフランケル…正直かなり舐めていたが馬場が高速化していたことで浮上した1頭であると思う。フランケル産駒はその重いタフなイメージとは違い高速馬場巧者ばかり輩出されており、本馬も例に漏れない。

 

5着 タイムフライヤー…この条件で食い込めないと正直もう買うところがなく、これからは余程何かない限り軽視の方向。

 

 

⚫︎中山10R カーバンクル

モズスーパーフレアで緩めない逃げを打った豊にあっぱれなレースで、やはり逃げさせると右に出る者はいない。時計も速く中盤も締まっているため内にいないと中々競馬にならない。外から差すような形だった馬は今後サルベージ対象。

 

 

⚫︎京都9R 4歳上1000万下

7着 テイエムオスカー…序盤がかなり速い中で押し気味に出して先団のすぐ後ろくらいを取っていたしコーナー上がっていこうというところで岩田に先に仕掛けられ前に出られて騎手の差が感じられた。力は実証済み、現級はすぐに突破するのでこの負けで人気が落ちれば。

 

 

1/6(日) 血統.馬場傾向&風速

1/5(土)の馬場傾向

https://misoshirudaijin.hatenablog.com/entry/2019/01/05/183655

 

基本的に土曜日の傾向継続。

 

中山芝…やや高速だが持続パワー系の強い馬場。馬場自体は荒れ気味で一雨あれば有馬日のように一気に悪化もあり得る。

中山ダ…ややパワーが要るように感じた。差しもよく効いている。

京都芝…標準より2秒近く重い。エアレーションなどの発表は特にないが間違いなく何かやっている。しばらくディープ,ロードカナロアなど軽いキレ味タイプは軽視の方向でここで大負けした馬は注目。

京都ダ…1200は父米系、1800はサンデー×米系が優勢で比較的軽いスピードが求められる馬場。

 

中山風…北北東2~3m。特に影響なし。

京都風…北北西2~3m。特に影響なし。