外厩 と ルメール と 使い分け

 

外厩

…生産側がどうすれば勝てるかを追求するのは当然で、その結果ここに行き着いたのであればこれは仕方ないと思っています。ただ、天栄を経由してるかどうかだけの判断で予想するのは面白くなく、外厩での調整はオープンにされておらず、興行としてこれはマズイ。システム面での改善が必要です。

 

ルメール

…これもある程度は仕方のないことだと思っています。上手い騎手に集中するのは当たり前で、ルメール自身も弱点であった勝負弱さが数年前とは別人のように進化しています。外国人同士でも大舞台に強いとされていたミルコに依頼するメリットが減少しており、流れは加速。ただやはりサートゥルナーリアのような例は興を削がれる。

 

◎使い分け

…意図的に、同じクラブ馬やルメールが主戦の馬がかち合うことを避け効率よく勝っていこうという、もはや日本競馬はノーザンファームの実験場みたいになっていますね。当然強い馬同士がぶつかることが減ってしまい、この使い分け問題が1番の問題。ルメールが乗れないから回避はマトモじゃないですよ。

 

 

これらの元凶はノーザンファーム1強という状態。外厩自体はその内容がオープンになれば問題はないかなと思います。正直昨今の流れを見ていて競馬への意欲は失せてきていて、特にサラキアとサートゥルナーリアの件、あれはダメ、あれで何かが切れてしまった。そして今回のブラストワンピース。

 

とりあえずノーザンファームは大目標である凱旋門賞を制覇すれば、この流れは落ち着くのか?ならばさっさと勝ってほしい。凱旋門賞は日本競馬にとってもはや呪いです。日本競馬が良き方向に進むことを願います。