有馬記念出走馬分析 - アウトプット大臣

【枠順確定前】

誰が見ても分かるスタミナ馬で、さらにステゴ×ロベルトで一見合ってそうに見えるが近年の高速中山では用がなく馬券内のステゴ自体ゴールドシップが最後。一雨あれば考えるかも。理屈ではなく人智を超えた馬という可能性はあるがそれもオッズに織り込まれておりさすがに買いづらい。

・クリンチャー

スタミナに寄りすぎている適性、遠征帰り、なによりこの馬にとって１番重要である騎手が積極性に欠ける方。雨がないとかなり厳しい。

ハイペースの札幌記念で訳のわからない早仕掛けの割に踏ん張っていたり、天皇賞も脚は使っていたりそこまで衰えは見えない。去年の中山記念、札幌記念くらい走れば足りる。内枠欲しい。

３歳に完成し、今は母方のアルゼンチン血統が色濃く俊敏性が感じられない。能力的にも普通の馬になってしまった。

前走は終始外を回って差のない強い４着だと思っているが、過去２年のようにＪＣ→有馬は着順を下げる典型的なハーツ産駒の府中巧者。雨なら消しまである。内枠必須。

・ブラストワンピース

古馬初対決＋キャリアで広いコースの緩い流れしか走ったことがない。力自体は３歳トップクラスをダービーで証明してるため問題ないと思うが、有馬適性に関しては未知数で器用さは感じない。

サトノと同じく３歳にして完成する中距離ディープ牡馬で、古馬になってからは母のダート色が濃く不良馬場や洋芝に良績。雨が降るか、上がりの掛かる展開になればワンチャンス。

・ミッキースワロー

中山巧者と思われがちだが、父トーセンホマレボシはイメージがしにくくトーセンホマレボシ×ジャングルポケットなら言い換えればディープインパクト×トーセンジョーダンで府中向きの末脚をしている。なら前走ただ１頭外から掲示板まで来たのも納得の範囲。人気にもよるが下げの方向。

・ミッキーロケット

機動力のあるキンカメではないので、渋ってパワーの活かせる馬場で内枠なら１発あるか。マーフィーは上手いが和田でない点はマイナス。

・モズカッチャン

まさかのハービンジャー×キングカメハメハ２頭出し。ブラストワンピースよりもパワー型の印象。

オールカマーは内を掬い、天皇賞は絶好の展開,ポジションで完璧な競馬。ダービーも含めてレース巧者な印象で舞台設定はそこまで悪くないと思うが、馬場が重く上がりの掛かった京都記念はパフォーマンスが低かった。適性を掴みにくい。２倍の馬ではないと思う。