1/6(日) WIN5予想

土曜の血統.馬場傾向  https://misoshirudaijin.hatenablog.com/entry/2019/01/05/183655

 

京都9R

本来なら逆の適性であるが、阪神内回りの良績を評価したい。

⚫︎アテンフェスタ…前々走の馬場に近く、タニノフランケルや4走前のサラスを苦しめた逃げを評価。ナカヤマフェスタ産駒◯

⚫︎ケイティクレバー…阪神内回り実績。ハービンジャー産駒◎

⚫︎マイネルファンロン…関東馬で中山を得意にしていながら昇級しての府中でもそこそこやれていて能力高い。ステイゴールド産駒◯

⚫︎マイハートビート…紫菊賞,若駒Sの内容が良いく久し振りの内回り。

⚫︎ケンホファバルト…タフ京都内回りは合いそう。豊。

 

中山10R

⚫︎ディキシーナイト…前走ハイペースのハイレベル戦を先行してシブとかった。メンバーがかなり落ちて、半周短縮でパワー先行型のマーフィー騎手も合う。サンマルティンのようなキレタイプじゃなくこういう馬でこその騎手。

 

京都10R

⚫︎ユーキャンスマイル…菊花賞はドがつくスローの2F戦であり、京都の長丁場でスタミナ勝負となると適性的には疑問。だが逆らえる馬がいない。コウキチョウサンは着狙いなら面白い。

 

中山11R

⚫︎テーオーエナジー…G1と明らかな適性外の府中1400を除けば底を見せていない。岩田も土曜日から乗れている。

 

京都11R

⚫︎ゴータイミング

シンザン記念予想↓  https://misoshirudaijin.hatenablog.com/entry/2019/01/06/095201

 

ゴータイミングにかなりの期待値があるも、またしても他が堅そうで5点のみ。

シンザン記念 ◎ゴータイミング

土曜の血統.馬場傾向  https://misoshirudaijin.hatenablog.com/entry/2019/01/05/183655

京都金杯が1:34.9(59.7-35.2)ということを考えるとかなりタフな馬場。

軽くないディープ、サドラーやデインヒル系など欧州血統を重視。軽いロードカナロアは軽視の方向性でいく。

 

◎ゴータイミング

サラフィナ仏オークス勝ちなどの名牝。Sadler's WellsとDarshaanを併せ持つ如何にもな欧州の斬れ血統。

前走は高速馬場+大外枠から好発、前に壁を作れず速いラップのコーナーで暴発し直線序盤で燃料切れで度外視できる。正直高速馬場なら要無しだと思っていたが、今回は距離短縮かつ重めの京都外回りで超ベストコース。タフな京都はハービンジャーステイゴールドなどの天国でフランスチックな傾向になるので条件はこれ以上ないほど。

結果的に新馬戦のメンバーはかなりハイレベルだったし、前走を度外視しても能力の裏付けがある。

兄のジェニアルも掛かる馬だが、遠征したフランスG3では逃げて気分良く走っていたこともあるし、スタート自体も良い馬であり先行馬も少なく、豊なら出方によっては逃げもあるかなと思っている。

 

◯ミッキーブリランテ

初戦はウーリリにキレ負け、2戦目は阪神1800で好意から長く良い脚で上がり最速。母父Dansiliはハービンジャーの父で欧州的な斬れ味を、Alzaoのクロスで前受け持続という血統通りの内容だなと。こちらも高速京都は微妙だが今の京都なら。

 

▲ハッピーアワー

前走はG1でも好勝負の上位2頭がスローの中1頭差してきていた。ハービンジャー×ディープで京都外はベストで、これも馬場が合う。

 

マイネルフラップ

ヴィクトワールピサ産駒のパワー型で重かった前走の阪神がベストは間違いないが今の京都なら。フロック視されており人気が薄いので押さえておく。

 

△パッシングスルー

初戦が好内容の差し切りで、同じキンカメ系でも持続力に富んだルーラーシップをとる。

 

△ヴァルディゼール

ロードカナロア産駒ではこの1頭だけを。アンドリューズ、ドナウデルタに比べると母父ハーツクライの分タフな馬場に対応可と見る。

 

消ドナウデルタ

ロードカナロア×ドナウブルーは軽すぎる。ドナウブルーは京都東京新潟の軽い馬場でこその馬だった。叔母のジェンティルドンナも重馬場の京都記念のパフォーマンスが1番低かった。

 

消アンドリューズ

母が米血統中心で軽い。2連勝を見ても軽い馬場専用機という感じがする。人気も被っておりここは消す。

1/5(土) 血統.馬場傾向&風速

 

中山芝はCコース替わり、京都芝は開幕週Aコースでシャタリングはなし。馬場造園おそるべし。

 

⚫︎中山芝…年末からは考えられないほど回復、かなりの高速馬場。1200,1600m(外回り)=軽い分米スピード、内優勢。2000m(内回り)=懐かしのステゴ,ロベルト馬場、内外は比較的フラット。

⚫︎中山ダ…標準フラット。米×サンデー。

⚫︎京都芝…ソフトな馬場作りなのか考えていたよりかなりタフ。本来阪神好走→京都替わりで割り引くところが重い分阪神とリンクしやすい馬場になっている。長く脚を使える欧州的な末脚を持つ馬がいい。母系の軽いディープは割引きたい。(特:ステゴ系,ハービンジャー)

⚫︎京都ダ…標準で限りなくフラット、展開による。1200m=父米系独壇場(特:ボールドルーラー系)

 

⚪︎中山風…北西2~3m。目立った影響なし。

⚪︎阪神風…北西2~3m。目立った影響なし。

 

1/5(土) WIN5予想 勝春から始まる2019

 

そんな年があってもいい。

重賞通算50勝目が関西重賞初勝利だとか、

年男だし新春競馬って如何にもな勝春感が匂っている。

 

それは置いとくとしても、登録を見た瞬間からマイスタイルの短縮に惹かれて考えた結果アリだという結論に至ったので、京都金杯を1点で固定してのスタート。

 

WIN5を少点数で獲るならガチガチの場所を1点で突破し、荒れそうな場所を全頭買いする or 魅力的な穴馬を1点固定し他を散らす(穴を絶対条件にしてる分、他で人気馬を押さえやすい)のどちらかだと思ってる。

 

予想自体の精度、穴馬抽出に自信があるなら後者。でかい配当を狙うにも後者。

 

中山芝はCコース替わりだが極端な感じはなくフラットで金杯は2分ジャストくらいの想定。

京都芝も極端な高速馬場ではないと思う。

 

京都9R

⚫︎レッドアトゥ

⚫︎テイエムオスカー…前走1:52.8-37.6、同日同条件1000万下の勝ち馬が1:53.4-38.0で、昇級でいきなり勝ち負け。ただ、ここまで人気になるとは思ってなかったことが誤算ではある。

2頭が抜けて強い。前残りは考慮外。


中山10R

⚫︎モズスーパーフレア…豊なら意味もなく中盤を緩めることはないはずでこの馬の競馬ができるし、Cコース替わりもプラス。ナックビーナス比較で5キロ、他の有力馬とも斤量有利があって、この馬自身も良いが他に買える馬もいない。もし負けたとしてもどれが勝つか分からないのに、2,3点増やしたところで…という割と消極的な1点ではある。

 

京都10R

⚫︎ゼンノサーベイヤー…1200mで前半3F34.3以下だと着外に沈むようにスピードが足りない。逃げるか番手でペースをコントロールできれば、得意の直線序盤の動き出しで圧倒できるものはある。モズスーパーフレアでもそうだが豊みたいにソロ〜っと出していくタイプがあっている。

⚫︎ヤマニンアンプリメ…ゼンノを差すならこれ。外枠が良い。

 

中山11R

⚫︎ウインブライト…少し時計の掛かる中山巧者

⚫︎エアアンセム…タニノフランケル暴走展開要員

⚫︎マウントゴールド…スロー3F戦要員

⚫︎タイムフライヤー…ロンスパ要員

⚫︎ステイフーリッシュ…藤岡兄なら黙って外を回るはずはない、前か内にはいるはず。

⚫︎コズミックフォース…2000ベスト中山も合う。

これという馬がなく混戦。

 

京都11R

⚫︎マイスタイル…ハーツクライ産駒自体は距離短縮より延長が向くタイプだが、先行馬ハーツクライ産駒の短縮は良い。血統面も良く、スピードでマイル重賞で活躍中のロジクライと同じミスプロ×Danzigの母は芝スプリンター、セクレタリアトの血も良い。この馬単体で見ればマイルへの短縮は合わないはずがないと思う。あとは後続次第。

 

人気所の不安材料、

パクスアメリカーナ…スパッとキレる脚はなくあくまでもジリジリと長く脚を使う持続タイプ。クロフネ産駒は牝馬ならキレる脚も使うが、牡馬は持続タイプに出やすくこの馬もその部類だろう。実際上がりはいつも34秒台であり、川田ならこの馬の競馬をしてくるだろうが開幕週京都で外から勝ちに行く形になるとどうか。前走も如何にも阪神が合うような競馬で、速いラップを踏んだ地点は内を通しており相手も弱い。

サラキア、カツジ…器用に内を捌いてくるようなタイプでもなくコース自体は合ってもこのレースに合ってるかは微妙。

 

以上24点で2019スタート。

 

 

1200mを2F毎に見る

 

前半後半の3F毎ではなく2Fで分けることで、そのレースの本質をより理解できる。特に1200mはこの理論が応用しやすい。これは競馬予想TVにも出演されている夏目氏も仰っていたり、海外のレースでは香港など公式に2F毎発表のところもある。

 

ここでは1200mを前提にする。スプリント戦における3F目というのは前半というよりも中盤に位置し、2F目が1番速くなる都合上3~4F目は自然と緩みやすい区間である。そんな緩みやすい3F目を雑に半分に分けた前半部分に区分することは危険。先行争いは大体2F目で決しており3F目からはもう緩みが始まることが多い、そのレースの本質を見誤る可能性が高くなる。

 

路盤改修後のスプリンターズSを例に見ると、

18年  33.0-35.3  22.0-22.3-24.0

17年  33.9-33.7  22.7-22.1-22.8

16年  33.4-34.2  22.3-22.3-23.0

15年  34.1-34.0  22.4-22.9-22.8

14年  33.7-35.1  22.4-23.2-23.2

13年  32.9-34.3  22.4-21.5-23.3

 

15年は特徴的で、3Fで見るとスローラップで一見前が有利に見えるが、前2F自体は例年に比べても普通に速い。中盤を緩めてしまったことで前2Fで作ったせっかくのリードを食い潰してしまっている。前半無理をせず緩みに乗じて押し寄せた後続が後2Fでの加速性能の勝負になっているためスローペースなのに差し決着になっている。スローなのに差したから強い、ではなく2F毎で見れば差しの有利な展開になっていることが分かる。

 

過去6年で中盤をしっかり締めた13,16,17,18年はハイペースなのにハクサンムーン,ミッキーアイル,ワンスインナムーン,ラブカンプーなどが残っている。逆に緩んだ14,15年は差し決着。

 

スプリンターズSに限って言えば、中盤を締めることによって後ろの馬に脚を溜めさせず、逆に逃げは残りやすくなる。その中でも差して来れるのはロードカナロアやファインニードルなど真のチャンピオンのみである。

 

 

ラピスラズリSのモズスーパーフレアの適性を考える上で、この2F理論が綺麗にハマって説明できそうだなと思ったので前置きとして。

 

【ホープフルS】回顧

 

馬場状態はあれだけ荒れていた内もある程度使えるようになりほぼ内外フラットと見ていい。あの状態からコース替わりもなく中4日で内が勝手に復活するなんてことはあり得ないのでおそらくお手入れがなされている。やはりG1はその日にしっかりと馬場を確認しないといけない。日曜日にいきなり速くなることもある。

 

風について。後半5Fが11.8-11.8-12.2-11.5-11.8と中山ではほとんど見ない、真ん中の600~400地点(3コーナーから4コーナーに当たる)で12.2と一旦緩んでいる。普通ロンスパでは、せっかく11.8-11.8の部分で取ったリードをわざわざ緩めて潰すメリットは全くない。しかも直線の短い中山でこの地点はむしろ積極的に行くポイントである。騎手の仕業とも思えず馬に減速する様子もなく、おそらく11.8くらいのつもりで行っていたが向かい風で物理的に12.2へ減速されていたと考えるのが妥当(中山7Rでも同じ地点で緩む不可解な現象が起きていたため間違いないと思う)。このタイミングで後続勢が外から殺到しており、風の地点で無茶をせず馬群の中にいたサートゥルナーリアとニシノデイジー(さらにロスなし)がワンスリーで有利だったと思う。

ヴァンドギャルドも前にいた馬が外に行ったお陰で風の地点では前方は完全に塞がれ、抜群の手応えで前の空いたスペースに突っ込んでいけたように見えた。

 

1着 ◯サートゥルナーリア

…ダービー馬が居たということ。多少風の有利があったかもしれないが失礼なくらい能力に疑問はなく、弱点がなさすぎる。好スタートからハナに立ち一旦控えてドスローで折り合い仕掛けた瞬間反応し狭いスペースを割って来た。ミルコが教育に徹する余裕。能力オール99点みたいなイメージ。

 

6着 ◎ヴァンドギャルド

…ほぼ最後方は予定通り。スローでもその分仕掛けが早く11.8-11.8-12.2-11.5-11.8のロングスパート戦に。12.2の少し緩んだところで一気に馬群が凝縮し押し上げる、直線は馬群に突っ込み挟まれ挟まれ不完全燃焼。2,3着付けで買ってる人は当然怒るでしょうが、馬券もWIN5も1着しか持っていない身としては勝ちに行ってくれて良かった。外を回しては着は取れてもサートゥルナーリアを倒すことはできない。自分は納得している。抜群の手応えも風と展開が上手くハマったかもしれないことを考えれば過剰な評価は禁物。

 

12/28(金) 馬場傾向&風速 レース回顧

 

中山芝…多少回復していたが、内は傷んでおり時計もかなり掛かっていた。依然スピードの活きないタフな馬場。

中山ダ…週中に凍結防止剤が散布された影響か1段階時計は掛かっていて完全なスピード馬場ではなくなっていた。

阪神芝…全体的に状態が悪いが内1頭分はまだ使えてるような印象、ほぼフラット。継続して、キレ味が武器の馬は厳しいタフな馬場だった。

阪神ダ…先週までの高速インベタ砂ではなくなっていた。フラットで脚力のある馬が力通りに来た印象。

 

中山風…10時〜16時、北西の風4m。3コーナー入りから4コーナーにかけて向かい風で7RとホープフルSに影響あり。

阪神風…10時〜16時、北北西の風4〜5m。コースの向き的にこの方角の風はほとんど影響がないと思われる。

 

ホープフルS 回顧

https://misoshirudaijin.hatenablog.com/entry/2018/12/28/164552

 

松山が阪神で1日5勝。ミルコルメール不在である程度の馬質が集まれば、もう余裕でこれくらいは勝てる騎手になっている。G1でもっと乗って欲しいがまたこういうトップ不在の時にはかなり信頼していい。

 

⚫︎ファイナルS…阪神Cと同じく父ノーザンダンサー系のワンツー。タフな馬場とハイペースが合わなかった馬、特にディープ産駒のヴェネト,ラベンダーヴァレイはそこそこ頑張っており次走以降で巻き返し注目。

 

⚫︎ベストウィッシュC…めぼしいところでは、8着トーセンリラ,9着スカルバン、共にスピード血統で欧州的な持続力問われる馬場&展開を先行してよく踏ん張っていた。人気もなく条件替わりで積極的に買いたい。

 

有馬WeekとホープフルDayは雨もあって東西芝ダート共にかなり特殊な馬場と化していたため、上記以外にも力を発揮できなかった馬は多かったはず。前走がこの週だった馬はよく注視しておきたい。